Aug 26, 2010

Entrepreneurship Forum

昨日から授業が始まり、予習復習にグループワークと勉強関連だけでも時間をとられるのだが、一方で魅力的なイベントも多く企画されており、時間の配分に頭を悩ませる。

そんな中、今日はHaasの中ではもっとも人気が高いテーマの一つと思われるEntrepreneurshipに関するイベントがあったので、見逃すわけには行かないと思い、参加してきた。

Haasはシリコンバレーに近い土地柄から、Entrepreneurshipに非常に力を入れており、生徒もベンチャー業界に興味がある人が多く集まってきている。同級生と話していると、VCに行きたいという人よりは、圧倒的に自分でStart-upをやりたいという人が多い。

イベントは、中庭で軽食と飲み物が振舞われ、学生とベンチャー業界(VC、コンサルタント等。僕が話した限りでは実際にStart-upで働いている人には当たらなかった)の人とのネットワーキングの時間があり、その後は講堂に移り、プレゼンテーションやパネルディスカッションが催される。今日のイベントはこれまで見た中ではもっとも盛況で、Haasでもっとも大きな講堂が満席となり、通路や階段での立ち見も続出していた。

今日聞いた話によればアメリカのStart-upへの投資の86%はシリコンバレーに集中しているらしい(2010-2Q)。また、業種別では、Softwareが1番で、以下Bio Tech、Medical Device/Equipmentと続く。Clean Techは盛り上がっている様子が感じられるが、投資額ではSoftwareの1/4くらいとなっている(2010-2Qの数値のみなので、Start-upへの投資は金額の変動の大きそうであり、この数値だけをもって、業界への資金の集中具合を判断することはできない)。

こうやって数字を見ると、シリコンバレーという土地がいかに特殊な土地かがよくわかり、Haasがその強みを最大限活かそうとするのも当然と思える。

留学前は学校ごとの違いが明確にイメージできなかったが、実際に学校に通いだすと、学校の環境が非常に重要な差別化要因であることが体感できる。多くのトップスクールが同じような教材を使い授業をしていることを考えると、学校選びにおいては、自分の興味のある業界にアクセスするためにはどの学校に行くべきなのかと考えるのが、一番現実的なのかなと今更ながら思った。

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