昨日は深夜に帰宅し、変なテンションで書いたため、漏れちゃった話を追記。
BBQの後、BBQ中はあまり話ができなかったSとお茶をしながら聞いたシリコンバレー情報。
シリコンバレーでは、電気自動車とゲームの二分野に集まっているらしい。
電気自動車の注目株は、PayPalの元創業者がFounder CEOを勤めるTesla Motors。電気自動車というとバッテリーが大きいためか丸みを帯びたデザインのものが多いと思っていたが、Teslaはスポーツカーモデル。すでに、世界25カ国で1,000台くらい売れている模様(ちなみに、TeslaについてはWikipediaの情報が非常に充実している)。TOYOTAと共同でRAV4の電気自動車開発に取り組むなど、注目が高まっているらしい。
一方で、BBQのときに話を聞いたスマートグリッドの研究をしている方の話では、電気自動車は電気ステーションの普及がネックになり、なかなか進まないのではないかとということであった。現状の電気自動車の走行距離は、一回あたりの充電で350kmほど。さらに、一度の充電にかかる時間は8時間程度。結果、長距離移動には適さないため、電気ステーションの設置された決まったルートを回るような利用形態になるのではないかと話していた。もちろん解決策として、充電済みのバッテリーを付け替えて使うなどもあるようだが、現在のガソリン自動車に代替するのは難しく、ガソリンと電気のハイブリッド型が主流になるといのがその方の意見であった。
ゲームについては、今は携帯向けのAppsを作っている会社に資金が集まっているらしい。しかも、Sいわく、若干バブルの様相を呈しており、一つ人気のゲームを作ると1億円程度のお金が動く状況だとか。僕が金融の世界で4年間働いた感触としては、日本の状況をベースに想像すると、先進国でお金は余っているのだと思う。投資家が理解できる投資先の資金需要に対して、投資家の持っている資金が余剰になっているため、ふとした弾みで特定の投資機会に資金が過剰に流れ込みやすくなっているように感じる。そう考えると、現状では投資対象にならない事業を、投資家に理解できる形に加工することができれば、ビジネスチャンスに結びつくということだが、たとえば海外の投資先やClean Techなどの新規事業のリスクを加工するのはどうするのだろう?今後の宿題。
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