学校が始まって2週間。今期の授業がようやく確定した。
先学期は半分くらいはCore Courseがある中、ElectiveはGlobalizationモノを中心に履修(International Marketing、Doing Business in China、International Business Development)したが、今期はEntrepreneurshipを多めにしながらも、StrategyやOrganization behavior、Financeも混ぜて、バランスをとってみた。ケーススタディ中心の授業が多いと明確な学びがなく、少し消化不良感が出るため、AccountingやFinanceのハードスキル系の授業も入れたかったが、Valuationの授業があまりに期待はずれで結局履修しないことになったため、ハードスキル系の授業がなくなってしまった。
1. Marketing for High Tech Entrepreneur
Entrepreneurshipモノ第一弾。Engineering Degreeの学生も一緒の授業で、週二回あり、一回はケース、一回はレクチャーという構成になっている。ゲストスピーカーも相当魅力的で、Google、Ciscoのようなシリコンバレーを代表するような企業、SequoiaやMayfieldのようなVC、さらにはスタートアップの起業家などが今後ゲストで来てくれる。
これまで二回授業があったが、僕には目新しい内容なこともあり、新鮮な学びがあり、いい授業。さらに教授がかなりフレンドリーで、今学期からCloud computingに関するプロジェクト始めることを話したところ、早速ミーティングをセットし、相談に乗ってくれるそう。シリコンバレー内でのネットワークも豊富そうな教授のため、いい相談相手を確保した気がする。
2. Business Model Innovation
Entrepreneurshipモノ第二弾。新規プレイヤーがどのようにイノベーションを起こし、既存のプレイヤーに勝つかということがテーマ。これは、週一回3時間(実際は3時間半で途中で45分の晩ご飯休憩が入る)の授業で、前半の1時間半は、ほぼ毎週事業を始めて数年の数十人規模のスタートアップの創業者やCEOが来て、彼らのビジネスモデルを説明してくれる。それに対して学生が質問をしたり、事業内容を分析するというもの。残りの後半はケースになっていて、Cirque du SoleilやNetflixなど、斬新なビジネスモデルで新しい業界を作ったプレイヤーのケースを扱うことになっている。
Marketing for High Tech Entrepreneurほど面白くはないが、新しいビジネスモデルを異なる業界で見ていくのは、自分の引き出しを増やす上で役に立ちそう。
3. Power & Politics
Haasは学生数が少ないことからか、あまりBiddingが大変な授業はないのだが、これは数少ないBiddingが大変な授業。10月から始まるため、まだその実態はよく分からないが、組織の中でどうやって権力を使ったり、政治力を使ったりするかということを扱うらしい。なんだかドロドロした感じで、正直好きな分野ではないのだが、組織に属したり、組織を相手に仕事をしたりする限り、避けては通れない事柄であり、授業の評価も極めて高いため、履修することにした。
4. Portfolio Management
急遽、本日履修を決めた科目。もともとは、Financial Information Analysisという財務分析と企業価値評価の授業を取ろうと思っていて、教科書まで買ってしまったのだが、4回ほど出席してみて、これまでの実務で学んだこと以上に得るものがないと感じたため、こっちの授業に変更。
名前だけ見ると、ポートフォリオ理論を使って、最適ポートフォリオを計算する数学ドリブンでちょっと大変そうな印象だが、実際には、ヘッジファンド、不動産ファンド、PEファンド、VCファンドなどの投資家が来て、それぞれのファンドの特徴や戦略を話してくれるというものらしい。実務家の話を聞くのは、なんだか楽しそうなので履修。
5. Corporate and Competitive Strategy
これも、たまたま昨日履修できることになった授業で、まだ一度も出席していないため、実際の内容は不明な授業。
おそらくケースを中心としたStrategyど真ん中の授業。Tiffanyという教授の授業だが、この教授が名物教授らしく、3時間ほぼ一人で話し続けるらしい。朝8時開始の授業で3時間も独演会を聞くのはつらそうだが、この教授は非常に博識で話が面白いらしく、Haasに来たら一度はとるべきと言われているので履修。
University of California at BerkeleyのビジネススクールであるHaas School of Businessでの日々をつづったものです。
Sep 1, 2011
Aug 30, 2011
夏のインターンからの学び
ビジネススクールにいる間に一度だけある長い大事な大事な夏休み。
社会人としては夢のような3ヶ月間に及ぶ自由な時間。
そんな夏休みのほぼすべて捧げることになったコンサルティングファームでのインターン×2を通じた学び。
”限られた時間内で結果を出すためのスキル”みたいなテクニカルな学びもいくつかあるが、そんなことより断然重要な学びが二つ。
・分析の差、さらにはそれに基づく意思決定の差は、情報量の差以上に、同じ情報をどう分析するかという分析の切り口/深さで決まる
ビジネススクールに来る前の仕事も、投融資を行う候補となる企業の事業を分析し、投融資の可否を決めるという性質上、色々と分析をする機会は多くあった。当時は、どれだけ有用な情報(=自分たちの意思決定に必要な情報)をとれるかがキーだと考えていたが、インターンでの経験を通じて、考えを改めることになった。一緒に仕事をした人たちが、僕の集めた情報を元に、僕とは異なる切り口で分析を行い、結果として、圧倒的に深い洞察を導き出すのを何度も体験した。ただ、「もっと考えろ」と言われても、何を改善すべきなのか見当がつかないが、実際に「もっと考える」とは何かを目の当たりにすることで、”ベターな意思決定をするために必要なレベルの洞察の深さ”がどの程度なのか、身体で覚えることができた(そこに達することができるかは別にして、目標となるレベル感が理解できたことは非常に大きい)。これは、どんな人生を歩んでも、武器になるものだと思っている。
・キャリアは、一本の直線を走る短距離走ではなくて、うねうねした道をのぼり続ける山登りに近いものかもしれない
夏の間に様々な方と話をする機会があり、僕より人生経験がずっと豊かな方たちと話をする中で、キャリア観が結構変わった。
これまでは、かなり単純に「一直線にやりたいことにたどり着きたいんです!」というキャリア観(そもそもこれをキャリア観と呼んでいいものか・・・)しかなかったが、この夏を経て、「人生長いんだし、卒業後30年は働くことを見据えて、もう一度キャリアを考え直そう」、「すぐに目に見える結果だけを追い求めず、自分の人間としての器を大きくするような、ぱっと見には分からないことも大切にしよう」という意識が芽生えた。これは決してスローダウンしたいわけじゃなくて、引き続き自分を成長させられることにチャレンジしたいと思っているけれど、「成長」の対象が広がった感じだと思う。ビジネススキルみたいな言葉で集約されるものを伸ばすだけじゃなく、人間として総合的にイケてないと駄目だし、そのためには道草も必要と考えるようになった。未来はどうせ不確実なので、その不確実性を楽しみながら、到達したい方向性だけは定めて全力で上っていくイメージだろうか。
前者はインターン当初に期待した学びに近いが、後者は想像もしなかった副産物。
タイミングよくいい学びを与えてくれたインターン関係の方々に深く感謝。
社会人としては夢のような3ヶ月間に及ぶ自由な時間。
そんな夏休みのほぼすべて捧げることになったコンサルティングファームでのインターン×2を通じた学び。
”限られた時間内で結果を出すためのスキル”みたいなテクニカルな学びもいくつかあるが、そんなことより断然重要な学びが二つ。
・分析の差、さらにはそれに基づく意思決定の差は、情報量の差以上に、同じ情報をどう分析するかという分析の切り口/深さで決まる
ビジネススクールに来る前の仕事も、投融資を行う候補となる企業の事業を分析し、投融資の可否を決めるという性質上、色々と分析をする機会は多くあった。当時は、どれだけ有用な情報(=自分たちの意思決定に必要な情報)をとれるかがキーだと考えていたが、インターンでの経験を通じて、考えを改めることになった。一緒に仕事をした人たちが、僕の集めた情報を元に、僕とは異なる切り口で分析を行い、結果として、圧倒的に深い洞察を導き出すのを何度も体験した。ただ、「もっと考えろ」と言われても、何を改善すべきなのか見当がつかないが、実際に「もっと考える」とは何かを目の当たりにすることで、”ベターな意思決定をするために必要なレベルの洞察の深さ”がどの程度なのか、身体で覚えることができた(そこに達することができるかは別にして、目標となるレベル感が理解できたことは非常に大きい)。これは、どんな人生を歩んでも、武器になるものだと思っている。
・キャリアは、一本の直線を走る短距離走ではなくて、うねうねした道をのぼり続ける山登りに近いものかもしれない
夏の間に様々な方と話をする機会があり、僕より人生経験がずっと豊かな方たちと話をする中で、キャリア観が結構変わった。
これまでは、かなり単純に「一直線にやりたいことにたどり着きたいんです!」というキャリア観(そもそもこれをキャリア観と呼んでいいものか・・・)しかなかったが、この夏を経て、「人生長いんだし、卒業後30年は働くことを見据えて、もう一度キャリアを考え直そう」、「すぐに目に見える結果だけを追い求めず、自分の人間としての器を大きくするような、ぱっと見には分からないことも大切にしよう」という意識が芽生えた。これは決してスローダウンしたいわけじゃなくて、引き続き自分を成長させられることにチャレンジしたいと思っているけれど、「成長」の対象が広がった感じだと思う。ビジネススキルみたいな言葉で集約されるものを伸ばすだけじゃなく、人間として総合的にイケてないと駄目だし、そのためには道草も必要と考えるようになった。未来はどうせ不確実なので、その不確実性を楽しみながら、到達したい方向性だけは定めて全力で上っていくイメージだろうか。
前者はインターン当初に期待した学びに近いが、後者は想像もしなかった副産物。
タイミングよくいい学びを与えてくれたインターン関係の方々に深く感謝。
Aug 24, 2011
2年目スタート
ものすごーーーーく久しぶりだが、ブログを更新。2年目こそ、日々の貴重な経験の記録としてブログを活用したい。
今日から、ビジネススクール2年目がスタート。5月初旬に学校が終わり、その後は3週間ほどガーナの学校給食事業に関連するプロジェクトで働いてきた。6月からは東京に帰り、コンサルティング会社でのインターン×2。そんな学期中より忙しい夏休みを過ごして感じたこと。
1.仕事のほうが楽しい!
うすうす感じていたが、僕にとっては、勉強するより仕事のほうが圧倒的に楽しい。
プレッシャーややりがいという面だけでなく、学びという面でも仕事のほうが優れている面はたくさんあると思う。学びの深さやスピード(新しい知識が身についているという感じる速度)は、仕事のほうが圧倒的にある。
一方で、ビジネススクールが優れいているのは、学びの広さ。一通りコアコースを履修したことで、今まで以上に幅広く企業活動というものを見れるようになったと思う。これは、新しいことにリスクフリーで挑戦できる”学校”という環境の強みだろう。この新たな学びをベースに仕事で実践的なスキル・知識を肉付けしていくことができれば、ビジネススクールの学びが本当に自分の力になったといえるのかなと思っている。
2.仕事していると時間がない・・・
一度、学生の身に戻った上で、もう一度仕事の世界に戻ると、働いているときの自分の時間のなさに驚く。
平日は、自分の時間なんてほぼ皆無だし、土日はその分家族と過ごすことに使いたい。そうなると、ビジネススクールにおいては当然だった「じっくり考える時間」・「新しく興味のあることに挑戦する時間」がなくなってしまう。
残り1年間をどう有意義に使うかを考え直す上でも、インターンは非常にいい契機になった。
3.仕事は、ワクワク感×スケール×人が大切
ほかの会社を見ることができたおかげで、自分にとって仕事をする上で大切なことが少しクリアになった。
ワクワク感は、自分や働く組織・業界が今後どう成長していくか読めないことへの期待感が必要ということ。
スケールは、自分のかかわる仕事が広く社会の抱える課題に対して貢献できるような仕事であってほしいということ。
人は、当たり前だけど、一緒に働く人が魅力的で尊敬できる人じゃないと嫌だってこと。
この三つがそろってないと、グッとこないなとよく分かった。
今日から、ビジネススクール2年目がスタート。5月初旬に学校が終わり、その後は3週間ほどガーナの学校給食事業に関連するプロジェクトで働いてきた。6月からは東京に帰り、コンサルティング会社でのインターン×2。そんな学期中より忙しい夏休みを過ごして感じたこと。
1.仕事のほうが楽しい!
うすうす感じていたが、僕にとっては、勉強するより仕事のほうが圧倒的に楽しい。
プレッシャーややりがいという面だけでなく、学びという面でも仕事のほうが優れている面はたくさんあると思う。学びの深さやスピード(新しい知識が身についているという感じる速度)は、仕事のほうが圧倒的にある。
一方で、ビジネススクールが優れいているのは、学びの広さ。一通りコアコースを履修したことで、今まで以上に幅広く企業活動というものを見れるようになったと思う。これは、新しいことにリスクフリーで挑戦できる”学校”という環境の強みだろう。この新たな学びをベースに仕事で実践的なスキル・知識を肉付けしていくことができれば、ビジネススクールの学びが本当に自分の力になったといえるのかなと思っている。
2.仕事していると時間がない・・・
一度、学生の身に戻った上で、もう一度仕事の世界に戻ると、働いているときの自分の時間のなさに驚く。
平日は、自分の時間なんてほぼ皆無だし、土日はその分家族と過ごすことに使いたい。そうなると、ビジネススクールにおいては当然だった「じっくり考える時間」・「新しく興味のあることに挑戦する時間」がなくなってしまう。
残り1年間をどう有意義に使うかを考え直す上でも、インターンは非常にいい契機になった。
3.仕事は、ワクワク感×スケール×人が大切
ほかの会社を見ることができたおかげで、自分にとって仕事をする上で大切なことが少しクリアになった。
ワクワク感は、自分や働く組織・業界が今後どう成長していくか読めないことへの期待感が必要ということ。
スケールは、自分のかかわる仕事が広く社会の抱える課題に対して貢献できるような仕事であってほしいということ。
人は、当たり前だけど、一緒に働く人が魅力的で尊敬できる人じゃないと嫌だってこと。
この三つがそろってないと、グッとこないなとよく分かった。
Jan 10, 2011
River surfing
日本人に独創性がないというのは嘘だと思う。
http://www.youtube.com/watch?annotation_id=annotation_952953&v=-DGNAtmeMQ4&feature=iv
と思ったら首謀者はエリックという日本人とは考えがたい人だった・・・
http://www.youtube.com/watch?annotation_id=annotation_952953&v=-DGNAtmeMQ4&feature=iv
と思ったら首謀者はエリックという日本人とは考えがたい人だった・・・
Jan 9, 2011
Jan 5, 2011
キャリア考
アメリカに来て、早や5ヶ月。
To Doに追われるように過ぎた2010 Fall semesterを終え、今は冬休み。多くのインプットを得た上で、じっくりと考える時間があるので、色々な考えが頭をよぎる。
そんな中で最近キャリアについて気づいたこと。
ものすごい当たり前かもしれないけど、キャリアで一番大切なことは、どの会社で働くかなんて表面的なことではなくて、自分なりのユニークな世界観を持つことと、その世界観に基づいて世界をどのように見て、どのような問題を発見し、どのような解決策を考え、実行しようとしているのかということだよな~と思う。
そう思うと、本来的には自分なりの世界観や解決したい問題、それに対する自分なりのアプローチを考えることこそが大切で、ほかのことはディテールに思える。
4年間働いて、こんな青臭いことだけじゃ仕事としては成り立たない気がしてしまっていたけど、学生なんだし、初心に帰って、基本から考え直そう。
To Doに追われるように過ぎた2010 Fall semesterを終え、今は冬休み。多くのインプットを得た上で、じっくりと考える時間があるので、色々な考えが頭をよぎる。
そんな中で最近キャリアについて気づいたこと。
ものすごい当たり前かもしれないけど、キャリアで一番大切なことは、どの会社で働くかなんて表面的なことではなくて、自分なりのユニークな世界観を持つことと、その世界観に基づいて世界をどのように見て、どのような問題を発見し、どのような解決策を考え、実行しようとしているのかということだよな~と思う。
そう思うと、本来的には自分なりの世界観や解決したい問題、それに対する自分なりのアプローチを考えることこそが大切で、ほかのことはディテールに思える。
4年間働いて、こんな青臭いことだけじゃ仕事としては成り立たない気がしてしまっていたけど、学生なんだし、初心に帰って、基本から考え直そう。
Dec 18, 2010
Oct 30, 2010
初NBA観戦
人生で初めてNBA観戦をしてきた。
ゲーム自体は、Warriors VS Clippersという、とくにファンでもない僕にとっては究めて地味に思えるチーム同士の対戦だが、高校・大学とバスケをやっていたのにこれまでNBAを見ていなく、一度は見ておきたいと思ってており、僕が所属しているAsia Business Clubで誘われたことから、初めて試合を見に行ってきた。
誰がチームにいるのかも知らず、試合の内容自体にはそこまで期待をせず、本場の雰囲気を味わいたいという程度の気持ちで行ったのだが、結果的にはゲーム自体が面白く、非常に満足感が高かった。
NBA選手は、フィジカルがあまりに優れており、アジア人の僕としてはまったく参考にならないため、技術的・戦術的な面では、日本の大学リーグの試合や社会人リーグのほうが学びはあると思う。ただ、エンターテイメントという観点からは、NBAは、残念ながら日本で見た試合とは別の次元にいると感じた。
カットインからのシュートのバリュエーション、アウトサイドシュートの精度、ポストプレーの迫力。
どれをとっても、華がある。
プレイヤー自体の能力の高さもあるが、いいプレーに対する観客の反応もよく、たとえばホームの選手がアウトサイドシュートを決めると確実に観客からの歓声があがる。一方で、アウェーの選手の場合は、フリースローのときにブーイング、シュートが決まればため息と、会場全体でゲームを楽しんでいることが伝わってくる。
ドイツでサッカーを見に行ったときにも感じたが、海外のファンはスポーツの試合を見る際は、完全にバカになる(=試合の世界に没頭する)のがうまいと思う。僕は、どうもそこまでその世界に入り込むことができないが、日常と非日常の切り替えという観点からは、彼らを見習わなければいけないなと思う。
試合は、2nd Qの後半ぐらいでWarriorsが20点リードし、早い段階で勝敗は見える展開に。WarriorsにはAsian Americanで初めてNBAに入ったHarvard卒のJeremyというNBA1年目の選手がおり、観客の興味は、途中からはJeremy(ベンチプレーヤー)が初めてNBAの試合に出る瞬間に居合わせられるかどうかに移っていった。
4th Qの残り5分を切ると、会場全体から”Jeremy”コール。すでに勝敗は決しており、いつ出てくるのかと期待していると、最後の最後、残り2分で登場。もちろん、会場は大盛り上がり。Jeremyにパスが行くだけで、会場全体から割れんばかりの歓声。
ただ、当のJeremyはいたって冷静で残り10秒で彼にボールが渡ったときも、無理に攻めることはせず、ボールを抱え、時間を使い、試合終了。
図らずも、記念的な瞬間にも居合わせることもでき、初めてのNBA観戦は大満足の内容となった。
Oct 29, 2010
Cheese Board Pizza
UC Berkeleyの学生なら誰もが聞いたことはある名前だろう。
僕は、大変お世話になったHaasの面接官の人からその存在を知らされており、長らく非常に気になっていた。そんなお店に、渡米して3ヶ月して、ようやく行くことができた。
このお店、もともとはチーズ屋さん(今もピザ屋に隣接)らしく、チーズが非常においしいらしい。
さらに、一日に一種類のピザしか焼かず、何が食べられるかはその日次第らしい。
こういうそのお店ならではのこだわりがあると、期待度がなぜか高まってしまう。「頑固なラーメン屋はうまい!」みたいな感じか。
ちなみに、今日のピザはナス。
お店が近づいてくると、店の外まで人が並んでいるのが見える。Undergraduateにいる日本人の学生二人と一緒に行ったのだが、その一人によれば「今日は列が短いほう」らしい。お店に入ると、席は満席。お客さんを見ると、二人くらいでホールピザを分け合っている人が多い。列の前に並んでいる人を見ても、ホールで買っていく人が主流。僕らは三人でホールを分け合うことにした。
席がないので、なんと、お店の前の道路の中央分離帯(といっても、大きな道路ではなく、普通の街路なので、そこに入ることは特に違法ではないと思う)の芝生で食べることに。一応、お客さんがお店に入りきらず、店の前の道路の真ん中に座って、ピザを食べる光景がCheese Board Pizzaの名物らしい。
僕ら以外に、周りで食べている人がいなかったのは、夜で寒かったからなのか、そもそも本当はそんなこと誰もしないのか、事実はわからないが、ピザがあまりにおいしく、周りの目はまったく気にならなかった。
周囲のお店もこぎれいでかわいらしいお店が多いので、Berkeleyにお越しの方は是非お試しを。
Oct 24, 2010
Boston Career Forum
渡米してからカリフォルニアを離れるのは初めてだが、今回は楽しい旅行では、残念ながら、ない。サマーインターンを得るため、ボストンにて行われるボストンキャリアフォーラムに参加するためだ。
このフォーラムは巨大な就職活動イベントになっていて、日本企業・日本にオフィスを構える外資系企業130社超がボストンに集結し、日英バイリンガル(自称でOK)のUndergraduate・Graduateの学生が、企業とのコンタクトや面接を求めてやってくる。
その結果、ボストンの町に日本人が溢れることになる。会場の横にあるWestinのロビーは、まるで日本。会場は、まるで幕張メッセ。異常な光景を目の当たりすることができ、これだけでもボストンにやってきたかいがあった。
また、多くの日本人学生が集まるおかげで、他の学校の学生とのネットワークが広がったり、別の学校にいる友人と久しぶりに再開できたりと、インターン探し以外の面でも、非常に充実していた。
ビジネススクールに来てからは、普段から自分が何をしたいのかについて考える機会が、日本で働いていたころに比べて圧倒的に多いが、そのような中でも、面接という場で第三者に説明をする機会を持つことで、改めて自分自身のやりたいことについて理解を深めることができた。
直前になって、本当にボストンまで時間とお金を使って、行く必要があるのか悩んだこともあったが、収穫の多い三日間だった。
Oct 22, 2010
今日聞いた面白い数字
ボストンにて、タクシーの運転手や一緒にタクシーに乗った学生から聞いた面白い数字。
ボストンでタクシーの運転手さんが、タクシーを会社から借りるフィーは95ドルだそう。そして、ガス代は自腹。休みは週に一日で、好きな曜日を指定。ちなみに、僕が話した運転手さんは、それまで会社務めをしていたときに、休み明けの月曜に出社するのが嫌だったため、タクシー会社に休みたい曜日を聞かれ、「月曜!」と答え、月曜を休みにしたらしい。結局は、休み明けの日が火曜にずれただけだと思うのだが、本人はいたって幸せそうだったので、僕も少し幸せになった。
次は、ボストンキャリアフォーラムのブース出展料。これは、タクシーをシェアした学生から聞いた噂話で信憑性は定かではないのだが、700万円らしい。ただ、ブースのサイズ、面接スペースの有無およびサイズ、Web上での扱いなど変数が多そうな気もする。
で、どちらもだからどうしたと言われれば、そうなんですが、なんとなく面白かったので。
ボストンでタクシーの運転手さんが、タクシーを会社から借りるフィーは95ドルだそう。そして、ガス代は自腹。休みは週に一日で、好きな曜日を指定。ちなみに、僕が話した運転手さんは、それまで会社務めをしていたときに、休み明けの月曜に出社するのが嫌だったため、タクシー会社に休みたい曜日を聞かれ、「月曜!」と答え、月曜を休みにしたらしい。結局は、休み明けの日が火曜にずれただけだと思うのだが、本人はいたって幸せそうだったので、僕も少し幸せになった。
次は、ボストンキャリアフォーラムのブース出展料。これは、タクシーをシェアした学生から聞いた噂話で信憑性は定かではないのだが、700万円らしい。ただ、ブースのサイズ、面接スペースの有無およびサイズ、Web上での扱いなど変数が多そうな気もする。
で、どちらもだからどうしたと言われれば、そうなんですが、なんとなく面白かったので。
Oct 19, 2010
Jean Claude Van Band
Haasには、TNABLというイベント(?)がある。Tuesday Night Bear's Lairの略なのだが、ようは火曜日は学内にあるバーBear's Lairに集まって飲んで親睦を深めましょう、ということだ。ちなみに、こういうイベントは、他のビジネススクールにもあるようで、曜日は違うものの、同じ趣旨のことが行われているらしい。
実は、これまでTNABLに行ったことがなかった。週の半ばにあるため、翌日は授業があり、予習の必要がある。そんなわけで行くような余裕がなかったのだが、今日はまだFall Bが始まっていないため、翌日の授業もなく、さらに同級生たちによるLIVEがあるというので、参加してきた。
22時になり、バンドメンバーが準備を始めると、演奏スペースの前に人が集まってきた。僕はたまたま近くで飲んでいたのだが、あまりに人が集まってくるため(しかも、みんなでかいので)、メンバーがあまり見えない状況に。後日友達と話したのだが、おそらく100名以上の学生が集まっていたという結論に達した。
そして、1曲目がLady GagaのBad Romanceで幕を開けると、会場大盛り上がり。その後、Jay-ZのEmpire State of My Mindでは見事なラップまで披露。1時間ほどの演奏だったが、盛り上がる曲を次々と演奏し、飽きることなくハイテンションで楽しんだ。
ビジネススクールに来る人たちは多才なので、おそらく上手なんだろうなと思って期待していたが、僕が見たプロじゃないバンドの中では一番うまい。むしろ、プロと比べても遜色ないレベルだとすら思った。みんな、キャリアバックグランドもハイレベルで、個々人としても魅力的なだけでなく、隠れた一芸まで持っている。このようなタレントプールの中で、自分がどのようなバリューを出せるのかと考えると、中途半端なものでは話にならなく、自分なりの強みをきちんと見つめなおして、その上で継続的な努力をしないといけないなと、こんなイベントからも改めて感じた。
実は、これまでTNABLに行ったことがなかった。週の半ばにあるため、翌日は授業があり、予習の必要がある。そんなわけで行くような余裕がなかったのだが、今日はまだFall Bが始まっていないため、翌日の授業もなく、さらに同級生たちによるLIVEがあるというので、参加してきた。
22時になり、バンドメンバーが準備を始めると、演奏スペースの前に人が集まってきた。僕はたまたま近くで飲んでいたのだが、あまりに人が集まってくるため(しかも、みんなでかいので)、メンバーがあまり見えない状況に。後日友達と話したのだが、おそらく100名以上の学生が集まっていたという結論に達した。
そして、1曲目がLady GagaのBad Romanceで幕を開けると、会場大盛り上がり。その後、Jay-ZのEmpire State of My Mindでは見事なラップまで披露。1時間ほどの演奏だったが、盛り上がる曲を次々と演奏し、飽きることなくハイテンションで楽しんだ。
ビジネススクールに来る人たちは多才なので、おそらく上手なんだろうなと思って期待していたが、僕が見たプロじゃないバンドの中では一番うまい。むしろ、プロと比べても遜色ないレベルだとすら思った。みんな、キャリアバックグランドもハイレベルで、個々人としても魅力的なだけでなく、隠れた一芸まで持っている。このようなタレントプールの中で、自分がどのようなバリューを出せるのかと考えると、中途半端なものでは話にならなく、自分なりの強みをきちんと見つめなおして、その上で継続的な努力をしないといけないなと、こんなイベントからも改めて感じた。
Oct 18, 2010
Fall A 終了
先週の金曜日にData and Decisionsの期末試験が終わり、Fall Aが終了した。
テストを終え、教室を出ると、学校の窓に「Congratulation!」の文字が。
落書きによれば、MBA Lounge(配布物を受け取る各人のポストがあったり、ソファと机があって人がたまっていたりする用途不明の部屋)にシャンパンと軽食が用意されているらしい。
テストが終わり、まさに飲みたい気分のときに、シャンパンを用意してくれているなんて気が利いている。
MBA Loungeで軽くお祝いをした後は、キャンパス内にあるBear's Lairという飲み屋で同級生たちと引き続きお祝い。9月は勉強とサマーインターン探しが重なり、ほとんど友達と飲む機会がもてなかったが、ペースがつかめてきたので、今後はSocializingにも時間をとりたい。
さて、すでにコアの1/4が終わってしまったのだが、各授業を振り返ると・・・
Data and Decisions
教授の質、授業の内容ともに一番よかった。
教授のLa Blancは授業を教えなれていて、説明の仕方、時間配分の仕方、冗談の織り交ぜ方、学生の質問のさばき方、どれを見ても、コアの教授の中ではベスト。僕のCohortの中での評価も究めて高かった。
内容については、ビジネスの裏にある統計がどのような論理で動いていて、どのような点に注意を払う必要があるのか、その限界は何なのか、について集中的に学ぶことができた。今後も統計を見て、評価し、判断をする上でのベースになると感じている。細部については忘れてしまうだろうが、この授業はきちんと教科書を買ったので、今後も必要があれば、参考にしていこうと思う。
Economic Analysis for Business Decision
こちらも、教授の質、授業の内容ともに良かった。
前提が究めてシンプルなので、実務においてどこまで応用できるかという面では?な部分があるが、原理原則を知った上で、どのような前提が崩れているため、原則どおりに企業が動いていないのかを考えることは重要だろう。また、実社会において起きている事象(ex. プライシング、価格競争)をシンプルにモデル化して学ぶことは知的な面では十分面白かった。
残念だった点は、7週間の間に扱ったトピックが、Decision Tree、Supply/Demand Curve、Pricing Model、Game Theoryと多岐に渡ったため、授業全体を通じてのメッセージがあいまいな点とそれぞれのトピックの深堀が出来なかった点。今後、Econで得た考え方がStrategyなど他の授業にて活きてくるような気もするので、Econでは基本的な考え方の紹介ということなのかもしれない。
この二つの科目は、ビジネスを数値化して判断するという点で仕事でやってきたことと共通点があり、仕事への活かし方がイメージしやすかった。残りのふわっとした二科目については、次回(たぶん)。
テストを終え、教室を出ると、学校の窓に「Congratulation!」の文字が。
落書きによれば、MBA Lounge(配布物を受け取る各人のポストがあったり、ソファと机があって人がたまっていたりする用途不明の部屋)にシャンパンと軽食が用意されているらしい。
テストが終わり、まさに飲みたい気分のときに、シャンパンを用意してくれているなんて気が利いている。
MBA Loungeで軽くお祝いをした後は、キャンパス内にあるBear's Lairという飲み屋で同級生たちと引き続きお祝い。9月は勉強とサマーインターン探しが重なり、ほとんど友達と飲む機会がもてなかったが、ペースがつかめてきたので、今後はSocializingにも時間をとりたい。
さて、すでにコアの1/4が終わってしまったのだが、各授業を振り返ると・・・
Data and Decisions
教授の質、授業の内容ともに一番よかった。
教授のLa Blancは授業を教えなれていて、説明の仕方、時間配分の仕方、冗談の織り交ぜ方、学生の質問のさばき方、どれを見ても、コアの教授の中ではベスト。僕のCohortの中での評価も究めて高かった。
内容については、ビジネスの裏にある統計がどのような論理で動いていて、どのような点に注意を払う必要があるのか、その限界は何なのか、について集中的に学ぶことができた。今後も統計を見て、評価し、判断をする上でのベースになると感じている。細部については忘れてしまうだろうが、この授業はきちんと教科書を買ったので、今後も必要があれば、参考にしていこうと思う。
Economic Analysis for Business Decision
こちらも、教授の質、授業の内容ともに良かった。
前提が究めてシンプルなので、実務においてどこまで応用できるかという面では?な部分があるが、原理原則を知った上で、どのような前提が崩れているため、原則どおりに企業が動いていないのかを考えることは重要だろう。また、実社会において起きている事象(ex. プライシング、価格競争)をシンプルにモデル化して学ぶことは知的な面では十分面白かった。
残念だった点は、7週間の間に扱ったトピックが、Decision Tree、Supply/Demand Curve、Pricing Model、Game Theoryと多岐に渡ったため、授業全体を通じてのメッセージがあいまいな点とそれぞれのトピックの深堀が出来なかった点。今後、Econで得た考え方がStrategyなど他の授業にて活きてくるような気もするので、Econでは基本的な考え方の紹介ということなのかもしれない。
この二つの科目は、ビジネスを数値化して判断するという点で仕事でやってきたことと共通点があり、仕事への活かし方がイメージしやすかった。残りのふわっとした二科目については、次回(たぶん)。
Oct 9, 2010
サーフィン@Ocean Beach feat. Special guests
来週はFall AのFinal Examだけど、今日はサーフィン。
波はそこまで良くなかったものの、すごいゲストと一緒にサーフィンが出来た。
ゲストは、
イルカ×2
アシカ
波がないので、「いい波来ないかな」と探しつつ、パドリングをしてていると、海面をスッと横切る何かが見えた。
恐る恐る確認してみると、背ビレと思われるものが二つ並んで移動していく。「サメか!?」と思い、一瞬ドキッとしたが、恐らくイルカ。近くにいた知らないサーファーに「イルカだよね??」とたずねてしまった。彼も、「イルカだろう」と言っていた(が確信はなさそうだった)。
その後、しばらくすると今度はアシカ(または、アザラシ。Googleで画像検索をして確認したものの、見分けがつかず。)がすぐ目の前を泳いでいった。
実は、アシカ(または、アザラシ)が出ることは、あまりいいことではない。
サメは、餌となるアシカ(または、アザラシ)を追って、ビーチに来ることがあるらしいからだ。
その後は、ちょっとビビッて、あまり人のいない辺りでは波を待たないようにした。
今日は海上に鳥が多く飛んでおり、時折海に向かって飛び込んでいっていたので、恐らく魚が近くに来ていたのだろう。それにつられて、イルカとアシカも来たのだと思う。
ちょっとドキドキしたが、Bay Areaの自然の豊かさを満喫。
波はそこまで良くなかったものの、すごいゲストと一緒にサーフィンが出来た。
ゲストは、
イルカ×2
アシカ
波がないので、「いい波来ないかな」と探しつつ、パドリングをしてていると、海面をスッと横切る何かが見えた。
恐る恐る確認してみると、背ビレと思われるものが二つ並んで移動していく。「サメか!?」と思い、一瞬ドキッとしたが、恐らくイルカ。近くにいた知らないサーファーに「イルカだよね??」とたずねてしまった。彼も、「イルカだろう」と言っていた(が確信はなさそうだった)。
その後、しばらくすると今度はアシカ(または、アザラシ。Googleで画像検索をして確認したものの、見分けがつかず。)がすぐ目の前を泳いでいった。
実は、アシカ(または、アザラシ)が出ることは、あまりいいことではない。
サメは、餌となるアシカ(または、アザラシ)を追って、ビーチに来ることがあるらしいからだ。
その後は、ちょっとビビッて、あまり人のいない辺りでは波を待たないようにした。
今日は海上に鳥が多く飛んでおり、時折海に向かって飛び込んでいっていたので、恐らく魚が近くに来ていたのだろう。それにつられて、イルカとアシカも来たのだと思う。
ちょっとドキドキしたが、Bay Areaの自然の豊かさを満喫。
Sep 30, 2010
Samsung Global Strategy Group
9月中旬より、企業がHaasにやってきて、説明会を積極的に開いているが、今日はSamsung Global Strategy Group(GSG)の企業説明会があった。
日本企業が国際的な地位落下に苦しむ中、近年急速に成長を遂げる韓国企業がどんなものかと思い、参加してきた。夜のプレゼンにも関わらず参加者が多いことにまずびっくりしたが、その後のプレゼンを見て、Samsungの戦略性の高さにさらに驚いた。
GSGとは、Samsungのインハウスコンサルティング部門のことで、Samsung内部からの異動組のみならず、韓国語を話せないMBA卒業生を積極的に採用し、グループ会社のかかえる問題解決にプロジェクトベースで取り組んでいる。
当日のプレゼンテーションが非常によく出来ていて、Samsung Groupの隠された魅力を巧みに伝えている。
初めて知ったのだが、Samsungは2009年実績でElectronicsメーカーとしては世界一の売上を誇っており(1,190億USドル)、ブランドバリューでもAppleやSonyを抜き世界19番目となっているらしい。さらに、Electronics以外の部門も世界レベルのものを抱えており、建設部門では、世界で最も高い建造物Top3(Burj Dubai、Taipei 101、Petronan Tower)の建設を行っており、造船業界でも世界1位となっている。尚、全てプレゼンテーションの数字をひっぱってきただけなので、売上の切り口が適切なのか(Electronics以外の数値が入っていないか)、ブランドバリューランキングとは何なのか、Burj Dubai、Taipei 101、Petronan Towerの建設においてどの程度の貢献をしているのか等は不明。
また、GSGのプログラムがよく練られており、MBA生の琴線に触れるような設計となっている(実際に、他の用事があるため途中で抜けると言っていた友人が、プレゼンに引き込まれ、最後まで残っていた)。卒業後数年はコンサルティングプロジェクトに関わりながら、実務経験を積み、多様なプロジェクトに参加できるという選択肢の広さ。さらには、その先にグローバルでトップを目指す企業の経営幹部になり、各地域のトップマネジメントを狙えるというキャリアプラン。報酬も高いとプレゼン中に明言しており、韓国勤務時には家や保険も手当てされ、初年度は母国に帰る航空券も用意するとのこと(別に母国に行かなくてもいいと言っていた)。
最後には、韓国という国のエキゾチックな魅力と生活のクオリティの高さをアピールし、プレゼンは終了。
その後に参加していた友人数名を軽く話をしたが、なかなかの好評価。個人的には、世界のトップ企業とはいえ、アジアに立地し、欧米とは異なる企業文化を有するというディスアドバンテージを埋め、世界のトップタレントをビジネススクールからとってくるために巧妙に設計されたプログラムという印象を受けた。Samsungおそるべし!!
日本企業が国際的な地位落下に苦しむ中、近年急速に成長を遂げる韓国企業がどんなものかと思い、参加してきた。夜のプレゼンにも関わらず参加者が多いことにまずびっくりしたが、その後のプレゼンを見て、Samsungの戦略性の高さにさらに驚いた。
GSGとは、Samsungのインハウスコンサルティング部門のことで、Samsung内部からの異動組のみならず、韓国語を話せないMBA卒業生を積極的に採用し、グループ会社のかかえる問題解決にプロジェクトベースで取り組んでいる。
当日のプレゼンテーションが非常によく出来ていて、Samsung Groupの隠された魅力を巧みに伝えている。
初めて知ったのだが、Samsungは2009年実績でElectronicsメーカーとしては世界一の売上を誇っており(1,190億USドル)、ブランドバリューでもAppleやSonyを抜き世界19番目となっているらしい。さらに、Electronics以外の部門も世界レベルのものを抱えており、建設部門では、世界で最も高い建造物Top3(Burj Dubai、Taipei 101、Petronan Tower)の建設を行っており、造船業界でも世界1位となっている。尚、全てプレゼンテーションの数字をひっぱってきただけなので、売上の切り口が適切なのか(Electronics以外の数値が入っていないか)、ブランドバリューランキングとは何なのか、Burj Dubai、Taipei 101、Petronan Towerの建設においてどの程度の貢献をしているのか等は不明。
また、GSGのプログラムがよく練られており、MBA生の琴線に触れるような設計となっている(実際に、他の用事があるため途中で抜けると言っていた友人が、プレゼンに引き込まれ、最後まで残っていた)。卒業後数年はコンサルティングプロジェクトに関わりながら、実務経験を積み、多様なプロジェクトに参加できるという選択肢の広さ。さらには、その先にグローバルでトップを目指す企業の経営幹部になり、各地域のトップマネジメントを狙えるというキャリアプラン。報酬も高いとプレゼン中に明言しており、韓国勤務時には家や保険も手当てされ、初年度は母国に帰る航空券も用意するとのこと(別に母国に行かなくてもいいと言っていた)。
最後には、韓国という国のエキゾチックな魅力と生活のクオリティの高さをアピールし、プレゼンは終了。
その後に参加していた友人数名を軽く話をしたが、なかなかの好評価。個人的には、世界のトップ企業とはいえ、アジアに立地し、欧米とは異なる企業文化を有するというディスアドバンテージを埋め、世界のトップタレントをビジネススクールからとってくるために巧妙に設計されたプログラムという印象を受けた。Samsungおそるべし!!
Sep 29, 2010
カルチャーショック(スイカ編)
カルチャーショックとは、広辞苑によれば、「異文化に接したときに、慣習や考え方などの違いから受ける精神的な衝撃」らしい。
今日、僕が経験したことは、まさにカルチャーショックと呼ぶにふさわしいだろう。
と言っても、まったっくマジメな話ではない。
僕は、そもそもカルチャーショックに対する免疫は強い人間だと思っている。これは、子供のころに海外で過ごしたことがあるからという理由ではなく、周りの人のことを元々あまり気にしない性格だからに過ぎない。
しかしながら、今日の出来事にはびっくりした。
Social Impact Speaker Seriesでのこと。
授業が始まってしばらくすると、僕の前に座っていたJが、カバンからおもむろに、ビニール袋に入れられた半分に切ったスイカを取り出した。そして、こっちを振り返ってニコッと笑ったあと、フォークを使って豪快に食べだした。
これまでも授業中にご飯を食べるやつはいた。僕も食べている。
しかし、半分に切ったスイカを家から持ってきて、外部スピーカーの話を聞いている最中に食うやつがいるとは思いもしなかった(写真はその証拠。スイカは真ん中あたりに映っている。)。
アメリカのふところは広い。
リーダーとしての資質
久しぶりに授業の話。
Leading Peopleの今回のテーマは、リーダーに求められる資質についてだった。
まず、学期の最初のころに受けた(らしい)心理テスト(のようなものと推測。なにぶんテストをした記憶が薄く、どんなテストだったかは全然わからない。)の結果が配られた。
テスト結果は、以下の項目について、各人のスコアと全体の分布・平均を示している(和訳はニュアンス勝負の意訳)。
・Consideration:思いやり
・Initiating Structure:(人間関係、組織、問題解決を)構造化する傾向(この項目の意味がよく分からず)
・Life Orientation:楽観的/悲観的
・Dominance:自己主張の強さ
・Openness:好奇心の強さ、新しいものへの許容度
・Conscientiousness:誠実さ??
・Extraversion:外向性、社交性
・Agreeableness:愛想のよさ
・Neuroticism:精神的な安定度
・Over-Clainming Bias:知ったかぶりの程度
テストの結果が平均から乖離していた項目を見ると、僕は平均以上に楽観的で、自己主張が強く、誠実性に欠け、外交的で、精神的に安定しているらしい。どう好意的に見ても、いいやつとは思えない・・・。
この平均というのも曲者で、Haasの同級生の平均がベースになっている。恐らく自己主張が強く、外交的かつ楽観的と推測されるこの集団の平均から乖離しているというのはどういうことだろうか。あまり深く考えたくない。
また、誠実性の項目が平均より下なので、ちょっとへこんで、説明の詳細を読んでみると、「この項目が低い人は、非効率に働く傾向があり、しかしまた、のんびりしていて、成功に過度にこだわらない傾向があります」と書いてある。
はっきり言って、全然誠実性と関係ない。そして、意外に当たっている。
Leading Peopleの今回のテーマは、リーダーに求められる資質についてだった。
まず、学期の最初のころに受けた(らしい)心理テスト(のようなものと推測。なにぶんテストをした記憶が薄く、どんなテストだったかは全然わからない。)の結果が配られた。
テスト結果は、以下の項目について、各人のスコアと全体の分布・平均を示している(和訳はニュアンス勝負の意訳)。
・Consideration:思いやり
・Initiating Structure:(人間関係、組織、問題解決を)構造化する傾向(この項目の意味がよく分からず)
・Life Orientation:楽観的/悲観的
・Dominance:自己主張の強さ
・Openness:好奇心の強さ、新しいものへの許容度
・Conscientiousness:誠実さ??
・Extraversion:外向性、社交性
・Agreeableness:愛想のよさ
・Neuroticism:精神的な安定度
・Over-Clainming Bias:知ったかぶりの程度
テストの結果が平均から乖離していた項目を見ると、僕は平均以上に楽観的で、自己主張が強く、誠実性に欠け、外交的で、精神的に安定しているらしい。どう好意的に見ても、いいやつとは思えない・・・。
この平均というのも曲者で、Haasの同級生の平均がベースになっている。恐らく自己主張が強く、外交的かつ楽観的と推測されるこの集団の平均から乖離しているというのはどういうことだろうか。あまり深く考えたくない。
また、誠実性の項目が平均より下なので、ちょっとへこんで、説明の詳細を読んでみると、「この項目が低い人は、非効率に働く傾向があり、しかしまた、のんびりしていて、成功に過度にこだわらない傾向があります」と書いてある。
はっきり言って、全然誠実性と関係ない。そして、意外に当たっている。
Sep 23, 2010
Berkeley のスーパー事情
今週は結構忙しく、買い物にも行けなかったが、無事今週の授業が終了したため(ビジネススクールは月~木までしか授業がなく、週休3日制。もう会社勤めなんて戻れない・・・)、近所のSafewayに行ってきた。
最近は基本的に朝食・晩飯を家で食べるようにしているのだが、今日は疲れたので手抜きをしようと思い、Safewayの中のデリに挑戦。手羽先を2個注文すると、おばちゃんが勝手に四つ入れてるので、「おいおい」と思ったら、「足りないでしょう。プレゼント。」と言い、なぜかオマケをしてくれた。
僕は、昔からなぜか知らない人から施しを受けることが多いのだが、サービスが悪いと言われるアメリカでもどうやら通用するようだ。そろそろ履歴書の特技の欄に追加してもいいのではなかろうか。ちなみに、もう一つの特技は、人に道を聞かれること。日本国内のみならず、フランスの田舎町、香港など、「なぜ僕を選んだんですか?」と聞きたくなるような土地においても、道を聞かれた実績がある。
本題。
Berkeleyにも日本同様に色々なスーパーがあるのだが、ちょっとずつその特徴がつかめてきたので、ご参考まで。
・Whole Foods:オーガニック系に強い高級スーパー。まだBerkeleyの店舗には行ったことがないが、NYで行った際には、お店の内装もきれいだし、商品もきれいだった気がする。
・Andoronico's:Whole Foodsに次ぐ高級スーパー。品揃えの特徴は不明。普通になんでもある印象。ネクタリン(桃みたいな果物)とベーグルを買ったことがあるが、どちらもおいしかった。
・Berkeley Bowl:これもオーガニック系と言われているスーパー。Whole Foodsよりは安いらしい。未開拓。
・Trader Joe's:最近非常に人気が高いと言われている、これまたオーガニック系スーパー。肉・野菜・冷凍食品・酒など、安いのに質がいいものが手に入るということで評判。
・Safeway:普通のスーパー。近所にあるので一番お世話になっている。端的に言うときれいじゃないAndoronico's。
・Target:大型のディスカウントストア。生鮮食品はほとんどないが、他は何でもある。牛乳にヨーグルト、電子レンジからUC Berkeleyのロゴ入りTシャツ、さらにはバランスボールまで、うちにあるものの多くはTargetにて購入。
・Costco:近所にあるらしいが、まだ会員になっていないため、行っておらず。安く大量に買う店という認識しかなかったが、実は食品の質が高いらしい。ヨーロッパ出身の友達が「Costocoのチーズは種類が多いし、うまい」と言っていたので、非常に気になっている。ただし、これをたとえばアメリカ人の友達が言っていたら、「うんうん、わかったわかった。君はCostcoのチーズで十分だね。」としか思わなかっただろう。バイアスというのは、本当に恐ろしい。
最近は基本的に朝食・晩飯を家で食べるようにしているのだが、今日は疲れたので手抜きをしようと思い、Safewayの中のデリに挑戦。手羽先を2個注文すると、おばちゃんが勝手に四つ入れてるので、「おいおい」と思ったら、「足りないでしょう。プレゼント。」と言い、なぜかオマケをしてくれた。
僕は、昔からなぜか知らない人から施しを受けることが多いのだが、サービスが悪いと言われるアメリカでもどうやら通用するようだ。そろそろ履歴書の特技の欄に追加してもいいのではなかろうか。ちなみに、もう一つの特技は、人に道を聞かれること。日本国内のみならず、フランスの田舎町、香港など、「なぜ僕を選んだんですか?」と聞きたくなるような土地においても、道を聞かれた実績がある。
本題。
Berkeleyにも日本同様に色々なスーパーがあるのだが、ちょっとずつその特徴がつかめてきたので、ご参考まで。
・Whole Foods:オーガニック系に強い高級スーパー。まだBerkeleyの店舗には行ったことがないが、NYで行った際には、お店の内装もきれいだし、商品もきれいだった気がする。
・Andoronico's:Whole Foodsに次ぐ高級スーパー。品揃えの特徴は不明。普通になんでもある印象。ネクタリン(桃みたいな果物)とベーグルを買ったことがあるが、どちらもおいしかった。
・Berkeley Bowl:これもオーガニック系と言われているスーパー。Whole Foodsよりは安いらしい。未開拓。
・Trader Joe's:最近非常に人気が高いと言われている、これまたオーガニック系スーパー。肉・野菜・冷凍食品・酒など、安いのに質がいいものが手に入るということで評判。
・Safeway:普通のスーパー。近所にあるので一番お世話になっている。端的に言うときれいじゃないAndoronico's。
・Target:大型のディスカウントストア。生鮮食品はほとんどないが、他は何でもある。牛乳にヨーグルト、電子レンジからUC Berkeleyのロゴ入りTシャツ、さらにはバランスボールまで、うちにあるものの多くはTargetにて購入。
・Costco:近所にあるらしいが、まだ会員になっていないため、行っておらず。安く大量に買う店という認識しかなかったが、実は食品の質が高いらしい。ヨーロッパ出身の友達が「Costocoのチーズは種類が多いし、うまい」と言っていたので、非常に気になっている。ただし、これをたとえばアメリカ人の友達が言っていたら、「うんうん、わかったわかった。君はCostcoのチーズで十分だね。」としか思わなかっただろう。バイアスというのは、本当に恐ろしい。
Sep 21, 2010
未知からの学びにオープンであること
Data and Decisionsにて回帰モデリングの話を聞きながら、これまでの仕事の経験を思い出し、事業分析やプロジェクションで使えそうだなと考えていた。
そこでふと気付いたのだが、僕は各授業からの学びを、これまでの経験に照らし合わせながら、仕事で使えるかどうかを値踏みし、重要度を評価している。これは、何かおかしいんじゃないか??
もともとビジネススクールに行こうと思った要因の一つには、金融という仕事を通じて得ることのできる知識が偏っていると感じ、将来的に経営に近い立場として事業を推進するためには、より広範な知識が必要だと考えたことがある。
それなのに、過去の経験から学びの価値を評価していては、未知の将来に備えるという観点からは、非常にもったいないんじゃないか。カリキュラムを組む側に好意的に考えれば、コア科目は将来経営する側にたった際に必要な知識を学んでもらうために、組まれているはず。
時間の制約や体力・気力の問題から、ついつい過去の経験という究めて限定的な情報に基づき優先順位をつけがちだが、もっと自分を鼓舞して、貪欲に学ばないといかんなぁと反省した。
そこでふと気付いたのだが、僕は各授業からの学びを、これまでの経験に照らし合わせながら、仕事で使えるかどうかを値踏みし、重要度を評価している。これは、何かおかしいんじゃないか??
もともとビジネススクールに行こうと思った要因の一つには、金融という仕事を通じて得ることのできる知識が偏っていると感じ、将来的に経営に近い立場として事業を推進するためには、より広範な知識が必要だと考えたことがある。
それなのに、過去の経験から学びの価値を評価していては、未知の将来に備えるという観点からは、非常にもったいないんじゃないか。カリキュラムを組む側に好意的に考えれば、コア科目は将来経営する側にたった際に必要な知識を学んでもらうために、組まれているはず。
時間の制約や体力・気力の問題から、ついつい過去の経験という究めて限定的な情報に基づき優先順位をつけがちだが、もっと自分を鼓舞して、貪欲に学ばないといかんなぁと反省した。
Sep 17, 2010
中間試験
今週はなんと中間試験。
一年生の秋学期はFall AとFall Bに分かれているため、学校が始まって3週間しかたっていないのに、いきなり試験になる(4科目中2科目のみ)。
4年も働いた後に、中間試験と言われても、あまり気分も盛り上がらないが、周りのアメリカ人を見ると、「勉強しないと!」という雰囲気を醸し出している。「別に成績なんて、仕事するときには関係ないじゃん」と言ってみても、「それはそうだけど・・・」というリアクション。周囲の友達と話した印象に過ぎないが、International Studentsのほうがテストや成績に対するモチベーションが低く、アメリカ人のほうがやる気がある気がする。
とはいえ、あまりにまずい点数はとれないので、コリコリ復習。
これまでの授業の資料や読み物を見直してみると、当時(といっても、直近3週間以内だけど)は気づかなかった学びがある。働いた後も、たまにこうやってビジネススクールの資料を開いたりすると、また新たな気づきがありそうだが、そんな余裕はあるのだろうか。
一年生の秋学期はFall AとFall Bに分かれているため、学校が始まって3週間しかたっていないのに、いきなり試験になる(4科目中2科目のみ)。
4年も働いた後に、中間試験と言われても、あまり気分も盛り上がらないが、周りのアメリカ人を見ると、「勉強しないと!」という雰囲気を醸し出している。「別に成績なんて、仕事するときには関係ないじゃん」と言ってみても、「それはそうだけど・・・」というリアクション。周囲の友達と話した印象に過ぎないが、International Studentsのほうがテストや成績に対するモチベーションが低く、アメリカ人のほうがやる気がある気がする。
とはいえ、あまりにまずい点数はとれないので、コリコリ復習。
これまでの授業の資料や読み物を見直してみると、当時(といっても、直近3週間以内だけど)は気づかなかった学びがある。働いた後も、たまにこうやってビジネススクールの資料を開いたりすると、また新たな気づきがありそうだが、そんな余裕はあるのだろうか。
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